水に含まれる有害物質
水に含まれる有害物質とは…
- 硝酸性窒素
排泄されない3割は体内に蓄積され、酸欠を招く物質に。発がん性が懸念されている物質といわれています。
体内に入ると一部が亜硝酸性窒素として吸収され、血中で酸素運搬能力がないメタヘモグロビンとなり、体内の酸素供給が不十分となって、酸欠状態を招きます。
- 塩素
病原菌を処理した後の残留塩素は、健康状態によっては喘息などにつながることもあります。
- カビ臭物質
藍藻類や放射菌という微生物により発生する水道水におけるカビ臭の一因です。
- 細菌
エキノコックスやクリプトスポリジウム、ジアラジアなどの塩素耐性のある細菌も有害になります。
- 赤サビ
古い水道水が酸化して、鉄バクテリアなどの微生物が発生すると、不衛生な状態になります。
- 鉛
神経毒性、腎毒性、タンパク親和性が強く、赤血球に沈着する上、骨にも沈着するといわれています。
- トリハロメタン類
塩素の副生成物であり、アトピー性皮膚炎や喘息の悪化などのリスクもある有害物質です。
- テトラクロロエチレン
揮発性有機塩素系化合物で、無色透明の液体であり、洗剤の原料にも使用されています。
- トリクロロエチレン
水に難容性で自然には分解せず、土壌や海洋汚染の原因として考えられています。
- ひ素
有害性が高く、長期間摂取することで角化症などの皮膚疾患のリスクが増加する有害物質。
- 農薬類
シマジンと呼ばれるトリアジン系の除草剤)農薬)にも含まれている有害物質です。