アシドーシス
アシドーシスとは…
ファスティングなどにより、ケトン体によるエネルギー産生が行われるようになると、体液の㏗が酸性に傾きます。
体内のあらゆる機能にとっていちばん都合の良いバランスというのがpH(水素イオン濃度)が7.4の状態です。
人間の身体は、生きていくためにこの㏗7.4を常に保とうとし、酸性とアルカリ性をちょうど良いバランスにしようとしており、これを〈 酸塩基平衛 〉といいます。
この酸塩基平衛が崩れ、身体が酸性に傾いた状態を【アシドーシス(ケトアシドーシス)】というといわれています。
アシドーシスは、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかっている時やファスティング中、強いストレス下にある時など、血液が体組織よりもっと酸性に傾いている時に、頭痛などの症状を発生させやすくするといわれています。